インプラント治療を担当する院長は大学病院や地域の市中病院の歯科口腔外科で研鑽を積んできました。知識や技術、経験をもとにインプラント治療を行う前には、術前診査と診断を正確に行います。当院の事前診査では、歯科用CTで顎骨を3次元的に捉え、骨の状態、神経や血管の走行を確認し、インプラントの埋入位置や、口腔内全体に異常がないかをくまなく調べていきます。
診査・診断に基づき、インプラント治療のメリットやデメリットなど分かりやすくお伝えし、患者様に十分に理解していただけるようご説明します。
インプラントは大掛かりな手術になって怖いというイメージをお持ちの方も多いかと思います。
そんな患者様の不安を解消できるよう、分からないことを分からないままにするのではなく、不安を解消する為に何度も説明いたします。
また、当院では「シムプラントガイド」を利用して、インプラント埋入時のシミュレーションを徹底しています。
このプランニングサービスを用いることで、正確な埋入位置の把握や、最小限の侵襲性で抑えられるようなインプラント治療に繋がり、患者様にも明確な治療方法を提案することが可能です。
このように、事前の入念なシミュレーション・患者様への説明を徹底し、治療計画にご納得いただいてからインプラント治療を行うようにしています。
インプラントについて
ソケットリフトとは
ソケットリフトとは、インプラント治療を行う上で必要な骨の量が不足している場合に用いられる骨造成法です。サイナスリフトとは
サイナスリフトの場合、ソケットリフトの適応とは異なり、骨の厚みが3〜5mm以下で、広範囲で歯が欠損している場合の骨造成に用いられます。 骨の厚みが少ない方を対象に行う施術のため、ソケットリフトと比較すると手術も大掛かりになり、患者様の負担が増えます。骨の厚みが少ないため、移植後の骨が安定するのを待って治療を行います。したがって、治療期間も半年程度かかり、長期間の通院が必要になります。 あくまでも原則としては患者様の負担をできる限り抑えたソケットリフトを採用しており、骨の量が非常に少ない方にはこのサイナスリフトを用いた治療を選択しています。